【竹明流抜刀術】

系譜

斎木賢司(無双真流)ー西村力(竹明流抜刀術)ー八尾剣友会

由来

聖武舘の西村力先生と斉木賢司先生と甲先生(姓名不詳)の三人により「無双真流」が創案された。その後斉木先生は他界され、甲先生も剣道界を離れられた。この無双真流を元に西村先生が改良を加えられ、流名を「竹明流抜刀術」として聖武舘で受け継がれてきた。聖武舘道場閉鎖後、門弟一同で大阪剣友会を設立。その業を現代に伝える。竹明流は宮本武蔵の弟子、竹村与右衛門の「竹」と円明流の「明」を取って「竹明流」と名づけられた。 竹明流抜刀術は甲冑居合であり、鎧・兜を着けた状態での居合を想定している。「真」「行」「草」各5本づつ計15本と「介錯」1本で構成され、全部「立ち業」と「歩き業」で「座り業」はない。

稽古種目

1、「真」

前方(ぜんぽう)

左面(さめん)

右側(うがん)

後の敵(うしろのてき)

四方払い(しほうばらい)

2、「行」

摺附真向(そでつきまっこう)

左篭影(ひだりこてかげ)

右篭影(みぎこてかげ)

追い討ち(おいうち)

辻脇影(つじわきかげ)

3、「草」

附け入り(つけいり)

三方(さんぽう)

四方(しほう)

上意討ち(じょういうち)

すれ違い(すれちがい)

4、介錯(かいしゃく)